コース料理vsビュッフェ!レストランウェディングではどちらを選ぶ?
公開日:2023/11/15 最終更新日:2023/07/06
料理のプロが作る料理を堪能できるレストランウェディングでは、食事がゲストへの一番のおもてなし。そこで、ゲストが喜ぶ料理選びが大切になります。料理の提供スタイルは、定番のコース料理だけでなく、好きなものを選べるビュッフェも人気です。さて、レストランウェディングではコース料理とビュッフェのどちらを選んだらよいのでしょうか。
ゲストを喜ばせる選択!コース料理とビュッフェの違い
レストランウェディングの醍醐味はなんといっても美味しい料理。旬の食材を使った料理や、有名シェフが作るオリジナル料理など、一般的な披露宴では味わえない、質の高い料理が魅力です。
そこで、どんな料理の提供方法を選んだらゲストに喜ばれるか悩む方もいるでしょう。多くの方はコース料理は格式高く、ビュッフェは気軽に楽しめる食事といったイメージを持つかもしれません。
実際には、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。
コース料理の特徴とは?
コース料理は1品ずつ、スタッフがゲストのテーブルに運ぶスタイルです。
前菜、スープ、魚または肉料理(メインディッシュ)、デザートといった基本メニューに、パンやライスが付き、全体で7~9品の料理で構成されるのが一般的です。
食べ終わるごとにお皿が下げられ、次の食事が運ばれます。ゲストは座っていれば次々に温かい料理が運ばれ、食事をゆっくり楽しめます。
コース料理の相場は1万5,000~2万5,000円ほどで、多くの結婚式場やレストランでは、食材やメニューの異なるコースを用意しており、コース内容によって金額が変わります。
ビュッフェの特徴とは?
ビュッフェは大皿に盛られた料理をみんなでシェアして食べる形式を示しますが、結婚式ではさまざまなスタイルが採用されています。まずは、一般的な食べ放題のお店で採用されているようなバイキング形式です。
会場に設置されたビュッフェコーナーまで、ゲストが向かい、好きなものを小皿にとって食べます。次に、テーブルに大皿に盛られた料理が運ばれ、テーブルごとに取り分けて食べる形式です。
さらには、メイン料理のみが運ばれてきて、ライスやサラダなどは自由に選べるスタイル、また、デザートのみをビュッフェにするデザートビュッフェといった、部分的にビュッフェを採用するスタイルもあります。
レストランウェディングではコース料理が主流
コース料理とビュッフェ、レストランウェディングではどちらの形式が多いのでしょうか。
会社の上司を招く場合や、年配のゲストが多い場合には格式を重んじるコース料理、親族のみで行うレストランウェディングならビュッフェのような気軽な感じでもと考える人が多いようですが、コース料理の方が主流といわれています。
コース料理は料理をテーブルまで運んでもらえるため、高齢のゲストや小さな子どもがいるゲストでも席を立つ必要がなく、落ち着いて食事を楽しめます。
ビュッフェの料理と取るために行列ができてしまうと、その分食事の時間が削られてしまうこともありますが、コースならそのような心配もありません。
また、コース料理では、ゲストのアレルギーに対応した料理を出すことも可能です。温かい料理は温かい状態で、冷たいデザートはしっかり冷えた状態で、より美味しく食べられるのも魅力でしょう。
お皿に盛られた料理は盛り付けも工夫がされており、見た目にも華やかな料理を楽しめます。
また、レストランウェディングのコース料理では、オリジナルのメニューを取り入れてもらえることもあるでしょう。
新郎または新婦の出身地の代表的な食材を使用したり、思い出のメニューに変えたり、オリジナリティ溢れるメニューでもてなすのもおすすめです。
しかし、決められたコースメニューにしか対応していないレストランもあるので、あらかじめ確認が必要です。
レストランウェディングならビュッフェもおすすめ
披露宴のような格式は求めず、お披露目会、食事会といったカジュアルな雰囲気でレストランウェディングを行うときには、ビュッフェを採用するのもよいでしょう。
主流ではありませんが、ビュッフェには多くのメリットがあり、おすすめです。費用が安く済むレストランウェディングですが、コース料理からビュッフェにすることで、さらに費用を抑えられます。
コース料理の相場は1万5,000~2万5,000円ほどですが、ビュッフェであれば8,000~1万2,000円ほどと、半額ほどの費用で済むでしょう。ビュッフェにしたからといって、料理の質が落ちるわけではありません。
安くなるのは、テーブルに料理を運ぶスタッフが不要になることで人件費がかからないためです。また、好きなものを好きなだけ食べられるのがビュッフェのよいところ。
苦手な食材が避けられるので、せっかくのおもてなし料理に手が付けられない、ということもないでしょう。また、単調な食事では飽きてしまう小さな子どもにとっても、自分で好きなものを選んで食べられる楽しみは大きいでしょう。席を立つ時間があることで気分転換にもなります。
また、「この料理美味しかったですよ」「これも美味しそうですね」といった会話から、ゲスト同士の親睦を深めるきっかけにもなるでしょう。
多くのメリットがある一方で、高齢ゲストが自分で料理を何回も取りに行くのは大変、料理が乾燥してしまったり、冷めてしまったりする、また誰かがたくさん取ってしまうと食べたかった料理が食べられない、といったデメリットもあることも覚えておきましょう。
また、レストランウェディングではテーブルとテーブルの間が狭いことも多く、会場の広さによっては、ドレスや着物で料理を運ぶのがたいへんといったケースも考えられます。
しかし、席を立つのがたいへんなゲストには、他のゲストやスタッフがフォローしたり、マナーに縛られなかったりなど、レストランウェディングでもビュッフェは多くのゲストに喜ばれることでしょう。
まとめ
レストランウェディングでは、招待客や食事会の雰囲気によって、コース料理とビュッフェを使い分けるのがよいでしょう。コース料理にもビュッフェにもそれぞれよいところがたくさんあるので、どちらでも、料理で新郎新婦の二人らしさが伝われば、きっとゲストには満足してもらえるはず。形式にこだわらず、美味しい料理でゲストに感謝の気持ちを伝えながらも、喜ばれるレストランウェディングにしましょう。